こんにちは。yo-taです。
今回はタッチスクリーンのコントロール内にある『安全』の機能をご紹介します。
この記事を読むと、『安全』で設定できること、実際の活用方法などを知ることができます。
それでは、行ってみましょう!
- 2023年1月31日時点での表示画面
- 2021年9月納車の上海製、テスラ モデル3 ロングレンジ
- ソフトウェアバージョン:『2022.44.25.3』
- フルセルフ ドライビング(FSD) ケイパビリティ未購入
『安全』の機能
『安全』は、以下から設定できます。
以下、7つのセクションに分けて、ご紹介します。
①セントリーモードとダッシュカム
この項目では、主に『セキュリティと録画に関する設定』を変更できます。
セントリーモード
車両のセキュリティシステムです。
車両周りの不審な行動を録画したり、ヘッドライトの点滅・タッチスクリーンへの警告表示などで威嚇、最終的には大音量でアラームを鳴らします。
最終的には、『ちゃらり〜鼻から牛乳』で有名なバッハの名曲『トッカータとフーガ ニ短調』が爆音で鳴ります!
セントリーモードは『有効・無効』の他に『自宅を除く・勤務先を除く・お気に入りを除く』を選択できます。
『◯◯を除く』にチェックを入れると、『自宅・勤務先・お気に入り』に登録したそれぞれの場所では、セントリーモードが自動で有効になりません。
カメラベース検出
この設定を有効にするとセントリーモード中、イベントの検出にセンサーと外向きのカメラを使用します。
設定が無効の場合、イベントの検出にセンサーのみ使用します。
その場合、物理的脅威が検出されても、映像の録画のみしかされません。
ダッシュカム
4つのカメラ(フロント、リア、左右サイド)で車両周囲の映像を録画して保存する機能です。
ようはドラレコと同じような機能です!
ダッシュカムは『オフ・手動・自動・(ホーン)』から選択できます。
- オフ…
映像が録画されません。 - 手動…
タッチスクリーンの『ダッシュカム アイコン』をタッチすると、直近約10分間の録画映像をUSBドライブへ保存します。 - 自動…
衝突を検知した際やエアバックが開いた際に録画映像をUSBドライブへ保存します。 - (ホーン)…
クラクションを鳴らしてから、直近約10分間の録画映像をUSBドライブへ保存します。
ホーンは、『手動・自動』設定と一緒に併用できます。
ダッシュカムのクリップを消去
USBドライブに保存されているダッシュカムの映像をすべて消去します。
確認画面がポップアップで表示され、『キャンセル』と『削除(続行)』を選択できます。
USBドライブをフォーマット
USBドライブをダッシュカムで利用できるようフォーマットします。
こちらも確認画面がポップアップ表示され、『フォーマット(続行)』と『キャンセル』を選択できます。
②各機能制限
この項目では、『各機能の制限や暗証番号』などを設定できます。
モバイル アクセスを許可
スマホなどのTeslaモバイル アプリから、車両情報の確認や車両の操作を『有効』にする設定です。
キーレス ドライビングを許可
スマホなどのTeslaモバイル アプリから、鍵を所持していなくても運転を許可(可能に)する設定です。
『キーレス ドライビングを許可』は以下のシチュエーションで有用です。
- 鍵を持っていない、忘れてしまった場合
- ドライブ用PINが分からない、忘れてしまった場合
- タッチスクリーンが反応しない場合
ドライブ用PIN
セキュリティ強化のため、運転する前に4桁の暗証番号を入力するよう設定できます。
グローブボックス用PIN
セキュリティ強化のため、グローブボックスを開ける際に4桁の暗証番号を入力するよう設定できます。
③速度制限モード
この項目では、『加速と最高速度』を制限できます。
この設定を有効にすると、『加速モード:チル(比較的ゆっくり加速)』となり、最高速度を時速80km〜193kmの間で制限できます。
設定を有効にするには、4桁の暗証番号を入力する必要があります!
④キャビン過熱保護
この項目は、直射日光などで『車内が高温になり過ぎないよう温度を調整』する機能です。
車両を離れてから、最大12時間しか温度調整をしないため、『車両のコンポーネントを高温から守るための機能』ではなく、『再乗車の際、快適に乗り込めることを目的とした機能』のようです。
この機能は、『オフ・A/Cなし・オン』から選択できます。
- オフ…
キャビン過熱保護は無効です。 - A/Cなし…
タッチスクリーンが熱くなり過ぎないよう送風のみ作動します。 - オン…
車内の温度が40°Cを超えるか、タッチスクリーンまたはモバイル アプリで設定した温度(30℃・35℃・40℃から選択)を超えると、エアコンが作動します。
⑤安全とセキュリティ
この項目では、『安全やセキュリティ』について、設定できます。
助手席用フロントエアバッグ
助手席側エアバッグの『有効・無効』を設定できます。
設定を無効にする場合、確認画面がポップアップ表示され、『はい(続行)』と『いいえ(キャンセル)』を選択できます。
テスラでは、助手席へチャイルドシートなどを取り付けて、子供を乗せる場合、助手席側エアバッグを『無効』にすることを推奨しています。
これは、エアバッグ作動時、子供が怪我をする恐れがあるためです。
セキュリティ アラーム
車両がキーを検出していない状態で、ロックされたドアやトランクが開かれるとアラームが鳴動する機能です。
この時、ヘッドライトとハザードも点滅します。
アラームを解除するには、スマホなどのモバイル アプリからいずれかのボタンを操作するか、キーカードまたはキー フォブを運転席側ドアピラーのカードリーダーへかざす必要があります。
パーキングアシスト チャイム
超低速で前進または後進時(駐車中など)、障害物までの距離を警告表示しますが、併せて警告音を鳴動させるか『有効・無効』の選択ができます。
Joe Mode
車内で発生する警告音の音量を下げる機能です。
音量を下げることによって、ドライバーへ適切に警告しつつ、同乗者(特に赤ちゃんなど)への配慮ができます!
⑥パーキング ブレーキ
タッチスクリーンから、パーキング ブレーキの『作動・解除』を操作できます。
シフトレバーの先端を長押ししても、パーキング ブレーキを作動させることができます。
⑦電源オフ
この項目では、『車両の電源をオフ』できます。
モデル3の挙動がおかしく、電源オフ/オン(再起動)したい時などに利用します。
電源オフするには、確認画面がポップアップ表示され、『電源オフ(続行)』と『キャンセル』を選択できます。
電源オフに約2分かかるため、何も操作しないようにして、約2分待ちます。
約2分後、ブレーキ ペダルを踏んだり、ドアを開けると、モデル3の電源を再びオンできます。
まとめ
今回はタッチスクリーンのコントロール内にある『安全』の機能をご紹介しました。
yo-taは、過去に車上荒らしに遭った経験があるため、それからは車を購入するたび、数十万円するセキュリティシステムを取り付けていました。
しかし、モデル3は純正でセントリーモード(セキュリティシステム)が装備されているため、セキュリティシステムの後付けは不要と考えますし、性能的にも満足しています。
さらに、車両の前後左右の映像を録画するダッシュカム(ドライブレコーダーのようなもの)は、EVの特徴である大容量バッテリーの恩恵により、駐車中でもあまりバッテリー残量を気にせず、監視し続けることが可能です。
『セントリーモード』と『ダッシュカム』、この二つの機能の装備が、モデル3を購入した理由でもあります!
以上、モデル3へ興味のある方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!