こんにちは。yo-taです。
今回は、モデル3のハンドル周りにスポットを当てて、ご紹介します。
ハンドルの調整方法、サイズ(寸法)、機能、質感などについて、解説します。
ニュートラルの入れ方や通常ブレーキが利かなくなった場合のパーキングブレーキの入れ方などもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
今回も参考にしたのは、2021年9月納車の上海製、テスラ モデル3 ロングレンジです。
それでは、行ってみましょう!
ハンドルの調整方法
ハンドルの調整は全てタッチスクリーンから行います。
ハンドル位置の調整
ハンドル位置の調整方法は以下です。
『コントロール』から『ハンドル』をタッチします。
『左側スクロールボタン』を使用して、ハンドルの高さと奥行きを調整できます。
ステアリングフィールの調整
ハンドルを回すときの感触と感度、いわゆるステアリングフィールも調整できます。
こちらもタッチスクリーンから行います。
『コントロール』から『ペダル&ハンドル』をタッチします。
『ステアリングモード』から以下のオプションを選択します。
「コンフォート」: ハンドルを楽に回せます。この設定にすると、市街地での Model 3 の運転と駐車が容易になります。
「標準」: ほとんどの条件で最適な操作性と応答性が得られるTeslaが推奨する設定です。
「スポーツ」: ハンドルを回すのに必要な力が増します。高速で運転する際に Model 3 の応答性がよくなります。
出典:テスラ モデル3 オーナーズマニュアル
ハンドル周りのサイズ(寸法)
ここからは、ハンドル周りのサイズを細かくご紹介していきます。
ハンドル
まずはハンドルのサイズをご紹介します。
ハンドル調整範囲
続いては、ハンドルの調整範囲をご紹介します。
まずは、ハンドルの奥行きの調整範囲です。
計測結果から、ハンドルの奥行きは、手前と奥に約5cm程度調節可能です。
続いては、高さの調整範囲です。
計測結果から、ハンドルの高さは、約4.5cm調節が可能です。
ハンドル周りの機能
ハンドルにはいくつかのボタンがあり、その後ろには2つのレバーがありますが、それぞれの機能についてご紹介します。
スクロールボタンとクラクション
まずは、ハンドル左右のボタンと中央のパッドについて、ご紹介します。
ハンドル左右のスクロールボタンはパソコン用マウスのスクロールホイールのように上下にクルクル回したり、左右に押し倒す、ボタンを真下に押し込むなどの操作が可能です。
以下のような用途で使用します。
- 音量調節
- 再生コンテンツを『次へ』『戻る』
- サイドミラーの調節
- ハンドル位置の調節
- ヘッドライト角度の調節
- 音声コマンドの使用
- 設定速度および前方車両との車間距離の調整
- 左右のスクロールボタン長押しで、タッチスクリーンの再起動
- タッチスクリーンの再起動は、画面がフリーズしたり、挙動がおかしい場合に使用します。
- 再起動中はタッチスクリーンの全ての機能が使用できなくなるため、車両を安全な場所へ停車し、パーキングへ入れてから行います。
- 押すとクラクションを鳴らす
ハンドル左右のスクロールボタンはライトを点灯させることができ、タッチスクリーンからオン/オフの調整が可能です。
『コントロール』から『ライト』→『ハンドルライト』の順にタッチします。
方向指示器レバー
方向指示器レバーは、ヘッドライトのハイビーム、ウィンカー、ワイパーの利用に使用します。
レバーを上か下に倒す場合は、『軽く倒す』と『奥まで目一杯倒す』の2段階操作が可能です。
レバー先端のボタンについても、『軽く押す』と『奥まで目一杯押す』の2段階操作が可能です。
- 手前に倒すとパッシング
- 奥に倒すとハイビーム オン
- 軽く上に倒すと右ウィンカーが3回点滅
- 奥まで上に倒すと右ウィンカーが連続点滅
- 軽く下に倒すと左ウィンカーが3回点滅
- 奥まで下に倒すと左ウィンカーが連続点滅
- 軽く押すとワイパー1回作動
- 奥まで押して長押しするとフロントガラス ウォッシャー液の噴射
シフトレバー
シフトレバーは、シフトチェンジ、クルーズコントロール、オートステアリングの利用に使用します。
レバーを上か下に倒す場合は、『軽く倒す』と『奥まで目一杯倒す』の2段階操作が可能です。
- 停止中、奥まで上に倒すとリバース モード
- 停止中、奥まで下に倒すとドライブ モード
- 上か下に奥まで倒したあと、反対側に軽く倒して数秒保持するとニュートラル モード
(例えば、奥まで下に倒してから、軽く上に倒して数秒保持する) - ドライブ モード中に奥まで下に倒すとクルーズコントロール オン
- ドライブ モード中に奥まで下に2回倒すとオートステアリング オン
- 押すとパーキング ブレーキ
- レバー先端のボタンを数秒押し続けると、走行中でも強制的にパーキング ブレーキを掛けることができます。
- この機能は、通常のブレーキが正常に動作しない場合に使用します。
ハンドル周りの質感
続いては、ハンドル周りの質感をご紹介します。
❶しっとりとして触り心地の良い、ビーガンレザー
❷カチカチのプラスチック
❸滑り止めの効いた硬いラバー素材
❹カチカチのプラスチック
❺重みのある金属?
❻カチカチのプラスチック
❼滑り止めの効いた硬いラバー素材
❽柔らかいビニールレザー?
❾ふわふわのポリウレタン素材?
ハンドルを握る部分は、ステアリング ヒーター付きのビーガンレザーで、触り心地はとても良いです。
ハンドル中央のクラクション用パッドは滑り止め付きなので、こちらも高評価です。
ただし、パッドの押し方に少々コツが要るのか、鳴らしたい時に1回で鳴らず、焦って何回か押すとようやく鳴るといった感触です。
この辺りは、間違えてクラクションを鳴らさないように、あえて反応が鈍く作られているのかもしれませんね。
まとめ
今回はモデル3のハンドル周りにスポットを当てて、ご紹介しました。
モデル3のハンドル周りはスイッチ類がごちゃごちゃしておらず、シンプルな造りが気に入っています。
これだけシンプルな造りでも、今までの一般的な車と遜色ない使い勝手には驚きです。
唯一、物理スイッチがあったら良いなと思うのは、ワイパーの作動間隔を調整するスイッチです。
現状ではオートワイパーの感度が高すぎると感じるので、タッチスクリーンから手動で調節しています。
こちらはオートワイパーの精度がもう少し上がるか、音声コマンドで対応すれば解決できそうです。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!