ノウハウ

【テスラ モデル3】寒冷地での弱点と対処方法を解説

こんにちは。yo-taです。

以前、電気自動車の寒冷地での航続距離を解説しましたが、今回は寒冷地で体験した【テスラ モデル3】の弱点を解説していきたいと思います。

弱点に対する対処方法も解説していますので、最後まで読んでいってくださいね。

例によって、検証を手伝ってくれたのは、2021年9月納車の上海製テスラ モデル3 ロングレンジです。

それでは行ってみましょー!

ドアハンドルが凍りついて、開けられない!

テスラ車は電費とか空力を考慮してか、独特なドアハンドル形状をしています。

通常は、ドアハンドル後部を押すと、前部が迫り出してきて、迫り出したところを取手にして開ける、となるのですが、ドアハンドルが凍ってしまうと後部を押しても取手が出てきません?

出典:テスラHP

ちょっと焦りますが、落ち着いてください?

対処方法は前部を何回か押して、凍りついたところを剥がしてあげると通常通り、ドアの開閉が出来るようになります。

出典:テスラHP

その他、オーナーズマニュアルには、

こぶしの下側を使ってドアハンドルの周辺を円を描くように叩き、ドアハンドルの氷を取り除きます。

テスラHP

とありますが、車両を傷つける恐れがあるので、こちらの手法はなるべく避けた方が無難かなと個人的には思います。

充電ポートが凍りついて、開かない!

続いては『充電ポートが凍りついて、開かない!』です。

雪山からの帰り道、途中で急速充電しようとしたのですが、充電ポートのラッチ表面の雪が凍ってしまい、『充電ポートを開く』ボタンを押しても、開かなくなってしまいました。

こちらはもう物理的に氷を剥がすしかないと思い、無理やり剥がしたのですが、塗装を痛めないかと心配でした。

『テスラ車は塗装が弱い』とも言われていますが、氷と一緒に塗装が剥がれることはありませんでしたので、安心してください。

フロントガラスが凍り、ワイパーで払拭しきれない!

お次は『フロントガラスが凍ってしまう』という問題です。

走行前はフロントのデフロスターにより、完全に雪がとけたものの、走行中にフロントガラスの水滴が凍り、ワイパーで払拭しきれなくなってしまいました。

走行中もデフロスターを使用しておりましたが、デフロスターより寒さの方が強力で、氷を溶かしきれないといった印象です。

窓の水滴が凍りつき、前方が少し見え辛いです

それでも前方が全く見えなくなるほど凍る訳では無いので安心してください。

後から気づいたんですが、フロントのデフロスターには2段階あります。

1回タッチすると曇り除去、2回タッチすると霜を除去できるみたいなので、2回タッチすると氷を全て除去できるかもしれません。

まとめ

モデル3の寒冷地での弱点と対処法は、

ドアハンドルの凍りつきは、ドアハンドル前部を押す

充電ポートの凍りつきは、氷を剥がすしか無い

フロントガラスの凍りつきは、フロントデフロスターを2回押す、です。

モデル3を寒冷地で使用するにはそれなりの弱点もあります。

しかし対処方法もありますので、上手く活用して寒冷地でのモデル3ライフを楽しみましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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