こんにちは。yo-taです。
突然ですが、
『カーシェアに興味があるけど、車を傷付けられないか心配…』
カーシェアで愛車の貸し出し検討中の方であれば、誰でもそう思いますよね。
事実、yo-taもカーシェアを始めるにあたり、『車に傷が付くのではないか?』とすごく不安でした。
そこで、『実際にカーシェアを始めてみないと何もわからない』と思い、意を決してモデル3の貸し出しを始めてみました。
今回は、エニカ(Anyca)でのカーシェア歴4ヶ月目の現役オーナー(yo-ta)が、そんな疑問にお答えします。
ぜひ、この記事を読んでから『カーシェアオーナーになるか』を検討してみてくださいね。
それでは、行ってみましょう!
車への価値観は人それぞれ
結論からお話しすると、『カーシェアで車を貸し出すと、傷が確実に増える』と思っておいた方が良いです!
ただし、一言に『傷』と言っても、小さなすり傷から、板金や塗装が必要なガリ傷まで多種多様です。
車に対する価値観(扱い方)は人それぞれで、人によっては『小さなすり傷は気にしない』という方もいるかもしれません。
そこで現役カーシェアオーナー(yo-ta)が実際に車を貸し出して気になった点を実例を挙げて、いくつかご紹介します。
ご自身の価値観(扱い方)と照らし合わせてみて、カーシェアにおけるご自身の許容範囲を探ってみて下さいね。
2回のカーシェアで気になったこと
yo-taの価値観(扱い方)
いくつか事例をご紹介する前に、まずは基準とするyo-taの価値観(扱い方)をご紹介します。
yo-taは車が好きで、車のことを最優先に考えることが多いです。
- 外出先の駐車場では、店舗の出入り口に近いところより、人通りの少ない遠くの駐車場を選ぶ
(ドアパンチなどを防ぐ) - コインパーキングは、ロック板(フラップ)式コインパーキングより、ゲート式コインパーキングを選ぶ
(ロック板が車に触れることを防ぐ)
『好みの車に乗れれば良い』というのが普通の人だとすると、普通の人より『綺麗に乗りたい』願望が少し強いです。
そのため、自分で付けた(知らぬ間に付いてしまった)傷を見つけると、2,3日落ち込みます。
ちなみに、自分で付けてしまった傷の例はコチラです。
1つ目は、チャデモアダプターをボディにこすって出来た傷です。
雨の日に傘を持ちながら、チャデモアダプターを取り付けようとして、誤って先端をボディにこすってしまいました…
2つ目は、スノボ用具をリアバンパーにこすって出来た傷です。
スノボ用具を積み下ろしの際に、誤って荷物をリアバンパーにこすってしまいました…
3つ目は、ホイールをコンクリブロックへ倒して出来た傷です。
夏タイヤとホイールのセットを車から外して洗っていた際、誤ってコンクリブロックの上へ倒してしまいました…
他にも普段の車利用で気をつけていることがいくつかあります。
- ドアを開く時は、ドアノブ以外触れない
(ボディにスクラッチ傷を付けないため) - ドアを閉める時は、ドアモール以外触れない
(ボディにスクラッチ傷や指紋を付けないため) - 乗り降りの際、ドアの内装やサイドシルに靴を当てない
(ボディや内装にすり傷を付けないため) - 車内外のスイッチを押すときは、爪を立てない
(スイッチ周りにスクラッチ傷を付けないため) - シートベルトは優しく戻す
(ベルトの金具(タングプレート)で内装に傷を付けないため)
この他にもいくつかありますが、上述がyo-taの『車に対する価値観(扱い方)』です。
家族や仲の良い友人には、『車に爪を立てないでね』など、軽く注意喚起できますが、その他の人を乗せる時は(鬱陶しいと思われるのが嫌で)注意喚起できないので、軽くストレスを感じます。
そんなyo-taが、実際にカーシェアで車を貸し出して気になった点を実例を挙げて、2つご紹介します。
Aさんの事例
一番最初に貸し出したのが、Aさん30代男性です。
Aさんはテスラ車購入を検討しており、わざわざ隣の県からお越しくださいました。
一泊二日で貸し出し、一度ご自宅まで戻られ、奥様と実車を見て、購入を検討されたとのことでした。
走行距離は200km程度で、日中の明るいうちに返却いただきました。
車返却時、気になった点は、フロント周りの虫のこびり付きです。
高速道路を走行したのか、『一体、何キロで走行したの?』と聞きたくなるくらい、虫がこびり付いてました。
自分だったら、
『虫がこびり付かないように高速道路は90kmくらいで走行するのに…、こびり付いた虫を放置すると、塗装が悪化するからすぐ洗車しなければ!』
と思ってしまいました。
その他、傷などは見当たらなかったので、虫のこびり付きには触れず、カーシェアのアプリで返却完了操作を済ませました。
返却完了操作時、『傷が増えていないか』のチェック項目があるのですが、『傷なし』で報告を済ませ、Aさんと解散しました。
解散後、改めてボディに傷がないかじっくり確認したところ、ボンネットに傷を一つ発見してしまいました…
何かで引っ掻いたような傷を!!
長さ2cmくらいの線傷ですが、黒い塗装が剥げて、白い下地が見えています…
メチャメチャ落ち込みましたが、『傷なし』で返却完了操作を済ませてしまっているので、後の祭りです。
Aさんへ弁償を求めることもできず、泣き寝入りとなりました…
返却時に良く確認しなかった自分が悪いのですが、Aさんが見守るなか、じっくり確認するのは『なかなかハードルが高い』と思います。
傷の確認は、ボディ外周をサラッと一回りするだけにして、スマートなオーナーを演じなければなりません(笑)
もう一点、仮に返却完了操作時にこの傷を発見できたとして、『一般常識的にAさんへ弁償を求める申告をしても良いものか』という疑問もあります。
小さな傷なので、『こんな傷しらない』と言われたらそれまでだし、『こんな小さな傷で目くじら立てるなよ』と思われないか、などと考え、言い出せそうにありません。
かくして、一番最初のカーシェアは苦い思い出となりました(涙)
Bさんの事例
続いて二回目に貸し出したのは、60代男性のBさんです。
Bさんは一年以内にモデル3の購入を検討しており、同じ県内からお越しくださいました。
二泊三日で貸し出し、家族三人で観光旅行を楽しみつつ、実車を確認したいとのことでした。
ご自身でも国産の電気自動車を所有されているので、スーパーチャージャーやCHAdeMOの充電を試してみたいとのことでした。
走行距離は450km程度で、夜の真っ暗な中、返却いただきました。
車返却時、気になった点は、ドア内側とサイドシルの靴で擦れた汚れです。
運転席、助手席、後部座席など、至るところに靴で擦れた汚れが残っています。
特に、高校生のお子さんが乗られた後部座席が酷かったです。
ただし、ぱっと見、汚れはあるけど傷まではない様子でした。
この後、傷の確認中にBさんから衝撃の一言が!!
『外装を拭き取り掃除しておきました!』と…
内心『やめてー!!洗車せずに拭き取りだけしたら、ボディが傷だらけになる!!』と思いましたが、
Bさんの善意に『ありがとうございます(涙)』としか言えませんでした…
通りで、高速道路を走行した割に、虫のこびり付きなどなく、綺麗には見えます…
ただし、暗くて良くわかりませんが、細かな傷がたくさん付いたことでしょう…
その他、明らかな傷などは見当たらなかった(高校生の息子さんに「行きたいお店が閉まってしまう」と若干急かされる)ので、気になった点は指摘せず、カーシェアのアプリで返却完了操作を済ませました。
もちろん、返却完了操作時、『傷が増えていないか』のチェック項目は『傷なし』で報告を済ませ、Bさんと解散しました。
その日は夜で真っ暗だったので、後日、改めてボディに傷がないかじっくり確認したところ、
傷を4箇所も発見してしまいました…
1つ目は、内装のすり傷です。
靴で擦れた汚れを落としたところ、内装に傷が入ってました…
2つ目は、フロントフェンダーのこすり傷です。
壁などにこすった傷ではなく、虫汚れなどが落ちなくて、硬めのタオルなどでゴシゴシした傷です…
ボディの塗装に細かな傷が大量に入ってます…
3つ目は、ドアに付いたこすり傷です。
ドアの下の方に傷が付いているので、靴などが当たったのでしょう…
磨けば綺麗になるかもしれませんが、黒い塗装が白くなってます…
最後の4つ目は、CHAdeMOアダプターの傷です。
yo-taは決してアダプターを地面に直置きしたりしませんが、おそらくコンクリートの上に直置きしたのでしょう…
CHAdeMOアダプター先端のプラスチック部分が削れてました…
いずれの傷も、当時、周囲が真っ暗で、車返却時に発見できなかったので、
泣き寝入りとなりました…
もし発見できたとしても、『一般常識的に、この程度の傷をBさんへ弁償を求める申告をして良いものか』という疑問が残ります…
yo-taにとっては、『この程度の傷』では全然なく、全て弁償して欲しいですけどね…
Bさんは人柄も良く、返却時にボディを拭き取り掃除してくれたり(気持ちはすごく嬉しいのですが、方法が残念)、
返却時の充電は不要としているのに、少し充電して返却してくれたりと良い人だけに、弁償を求めるのがさらに難しいと感じました。
かくして、二回目のカーシェアも苦い思い出となりました(泣)
まとめ
今回、カーシェアでオーナーとして車を貸し出して分かったことは、
『車に対する価値観(扱い方)は人それぞれ』
ということです。
今まで、2回貸し出して、2回とも傷が増えて返ってきたので、
『カーシェアで車を貸し出すと、傷は増える』
と覚悟した方が良いです。
yo-taは少なくとも、週一回以上車を利用します。
モデル3の購入から約2年経ち、月4回車を利用したとすると、約100回(24ヶ月×4回=96回)利用したことになります。
約100回車を利用して、傷は10個以下ですので、yo-taが車を利用して傷が付く確率は10%以下です。
対して、カーシェアで車を貸し出して傷が付く確率は、
2回中2回なので、今のところ100%です!
こう考えると、恐ろしい確率で傷が増えます…
ただし、人によっては、『今回紹介したくらいの傷であれば、全く気にならない』という方もいると思いますので、そんな方はカーシェアのオーナーに向いていると思います。
ドライバー(車を借りる)またはオーナー(車を貸す)登録時に、以下のエニカ招待コードをご入力いただくと嬉しい特典を受け取ることができます!
招待コード:model3manual
逆に『今回紹介した傷は絶対に許せない!』という方はカーシェアのオーナーに向いていないので、やめた方が良いでしょう。
今回の記事が、カーシェアオーナー検討中の方、またはモデル3へ興味のある方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!