こんにちは。yo-taです。
今回はモデル3納車時の純正付属品をご紹介します。
安全で快適なモデル3ライフを送る上で、純正付属品以外に準備すべきモノもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
今回も参考にしたのは、2021年9月納車の上海製、テスラ モデル3 ロングレンジです。
それでは、行ってみましょう!
純正付属品
yo-taがモデル3納車時、受け取ったもしくはモデル3に付属されていたものは以下となります。
- キーカード
- CHAdeMO対応充電アダプター
- 救急キット
- 非常信号灯
- カーペット インテリアマット
- USBドライブ
❶キーカード
車両引き渡し時、テスラ担当の方から、キーカード2枚を受け取りました。
受け取ったキーカード2枚は車両とペアリング済みなので、そのまま使用可能です。
❷CHAdeMO対応充電アダプター
CHAdeMOアダプター(箱入り)は、モデル3のリアトランクに収納されていました。
以前は充電オプションを選択できたようですが、CHAdeMOアダプターが標準装備になったようです。
❸救急キット
モデル3のフランクかリアトランクかは忘れましたが、救急キットが収納されていました。
❹非常信号灯
非常信号灯はモデル3のドアポケットに収納されていました。
❺カーペット インテリアマット
インテリアマット(フロアマット)は、モデル3の運転席、助手席、リアシートの足元にそれぞれ敷かれていました。
インテリアマットはテスラ ショップで販売されているものと同じモノのようです。
触り心地は良いですが、生地が薄いため、あまり質感は高くありません。
❻USBドライブ
USBドライブ(128GB)は、モデル3のグローブボックス内、USBポートに接続されていました。
セントリーモードとダッシュカムの映像をこのUSBドライブへ保存しています。
こちらもテスラ ショップで販売されているものと同じモノのようです。
純正付属品以外に準備すべきモノ
ここからは純正の付属品以外で、別途準備した方が良いモノをご紹介します。
安全で快適なモデル3ライフを送るためには、電欠とタイヤのパンクに備える必要があると考えます。
一つずつ詳しく解説していきます。
電欠への備え
内燃機関車では燃料のガソリンがなくなるとガス欠になりますが、電気自動車では電気がなくなると電欠になります。
外出先でのモデル3の充電方法には、大きく分けて、スーパーチャージャー/CHAdeMOの急速充電/200Vの普通充電/100Vの普通充電の4パターンがあります。
電欠にならないようにするには、充電方法の選択肢をいくつか持っておくことが大切です。
4パターンの充電方法のうち、スーパーチャージャー以外は、充電にアダプターや充電ケーブルが必要になります。
アダプターは、充電設備側の充電ケーブル差込口の形状とモデル3側の充電ポートの形状が異なるために変換が必要となります。
さらには200V/100Vの普通充電の場合、充電設備に充電ケーブルがなく、コンセントのみの場合もあるため、充電ケーブルの準備が必要になります。
以下に充電設備と充電に必要なオプションをまとめました。
充電方法 | アダプター | 充電ケーブル |
スーパーチャージャー | 不要 | 不要 |
CHAdeMOの急速充電 | CHAdeMOアダプター | 不要 |
200Vの普通充電 (充電ケーブルあり) | SAE J1772 アダプター | 不要 |
200Vの普通充電 (コンセントのみ) | モバイルコネクターの場合、不要 (日産純正充電ケーブルの場合、 SAE J1772 アダプター必要) | モバイルコネクター (日産純正充電ケーブル) |
100Vの普通充電 (コンセントのみ) | モバイルコネクターの場合、不要 (日産純正充電ケーブルの場合、 SAE J1772 アダプター必要) | モバイルコネクター (日産純正充電ケーブル+ 200V→100V変換ケーブル) |
表から分かる通り、スーパーチャージャーを利用する場合は、テスラ専用ですので、アダプターや充電ケーブルは不要です。
CHAdeMOの急速充電を利用する場合は、CHAdeMOアダプターが必要ですが、これは納車時に付属するので別途準備は不要です。
200Vの普通充電(充電ケーブルあり)を利用する場合は、別途、SAE J1772 アダプターの準備が必要です。
SAE J1772 アダプターは、テスラ ショップで購入が可能です。
200Vの普通充電(コンセントのみ)を利用する場合は、モバイルコネクターか日産純正充電ケーブル+SAE J1772 アダプターの準備が必要です。
モバイルコネクターは、テスラ ショップで購入が可能です。
日産純正充電ケーブルは、オークションやフリマサイトで購入が可能です。
100Vの普通充電(コンセントのみ)を利用する場合は、モバイルコネクターか日産純正充電ケーブル+SAE J1772 アダプター+200V→100V変換ケーブルの準備が必要です。
200V→100V変換ケーブルは、オークションやフリマサイトで購入が可能です。
200V/100Vの普通充電に必要なアダプターと充電ケーブルについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
モバイルコネクター単体を準備するか、日産純正充電ケーブル一式を準備するかで迷ったら、以下それぞれのメリット、デメリットを検討してみてください。
- モバイルコネクターのみ購入すれば、使用可能
- テスラ純正のため、見た目がおしゃれ
- テスラ ショップで『在庫切れ』が多い
- 差込プラグとアダプター付近が防水ではない
- 100Vで使用の場合、差込プラグ形状がL字型のため、コンセント穴が下向きの屋外用防水コンセントの接続には向かない
- 200Vの普通充電(充電ケーブルあり)の場合、SAE J1772 アダプターの購入が別途必要
- 場合によっては、モバイルコネクターより安価に購入可能
- 防水対策をすることで、通常の雨程度であれば、使用可能
- 比較的、容易に購入可能
- 見た目があまりおしゃれではない
- 日産純正充電ケーブルの他に、変換ケーブルとアダプターを購入する必要があるため、購入が手間
- SAE J1772 アダプターも購入するため、200Vの普通充電(充電ケーブルあり)も利用可能
テスラ純正品に強いこだわりがなければ、全ての普通充電に対応できるため、日産純正充電ケーブル一式を揃えることをオススメします。
タイヤのパンクへの備え
一般的な車には、スペアタイヤやパンク修理キットが付属していますが、モデル3には付属していません。
そこで、応急処置として、タイヤのパンクへ備えることをオススメします。
スペアタイヤを準備するのは大掛かりで大変なため、下記のようなパンク修理キットを準備しました。
このパンク修理キットは、エアバルブからパンク修理剤を流し込んで、エアを入れるだけなので、お手軽です。
しかも、エアコンプレッサー(タイヤの空気入れ)付きなので、日常の空気圧点検にも使用できます。
ただし、このパンク修理キットは万が一の緊急時を除いて、絶対に使用してはいけません。
では、なぜ緊急時以外使用してはいけないのでしょうか?
モデル3には、HANKOOK ventus S1 evo3というタイヤが純正で装着されていますが、こちらのタイヤは吸音スポンジ入りとなっています。
吸音スポンジはタイヤノイズを抑えてくれる優れものです。
しかし、パンク修理剤を注入すると、この吸音スポンジがパンク修理剤を吸収してしまいます。
このパンク修理剤を吸収した吸音スポンジが厄介なんです。
パンク修理剤を使用した場合、パンクは直り、一時的に走行可能となるかもしれませんが、あくまで応急処置のため、タイヤ屋さん等で内面修理などの本格的なパンク修理が必要です。
いざ本格的にパンク修理をお願いしようとしても、パンク修理剤を吸収した吸音スポンジのせいで、タイヤ交換せざるを得ないようです。
もう一つの懸念点として、そもそも吸音スポンジのせいで、パンク修理剤がパンク箇所へうまく行き渡らないことがあるようです。
そのため、緊急時以外の使用はオススメしておりません。
DIY好きであれば、下記のようなパンク修理キットを準備するのも良いかもしれません。
ただし、上記のパンク修理キットの場合、ジャッキや釘などを抜くための工具、エアコンプレッサーなどが別途必要になるでしょう。
モデル3のジャッキアップについては、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめると、万が一、タイヤがパンクしてしまった場合は、以下の順番で修理を検討すると良いでしょう。
- 自走できるようであれば、自走してタイヤ屋さん等へ持ち込んで修理
(釘などが刺さっているが、エアが抜けていない場合など) - 自走できないようであれば、JAFや自動車保険付帯のロードサービスを利用して、タイヤ屋さん等へ持ち込み修理
(エア漏れが発生している場合など) - 緊急時やロードサービスを利用できない場合は、パンク修理キットを使用する
(ただし後で、本格的な修理が必要)
まとめ
今回は納車時の純正付属品についてご紹介しました。
良くも悪くも、テスラは案内が少なめなので、この辺り気になりますよね。
また、純正では必要最低限のモノしか付属しないため、安全で快適なモデル3ライフを送るために、電欠とパンクへの備えをオススメしています。
100Vの普通充電に対応しておけば、最悪は一般家庭にあるコンセントでも、モデル3の充電が可能となります。
さらにタイヤがパンクした場合は、パンク修理剤を使用してしまうとタイヤ交換になる可能性があるため、パンク修理剤を使用するかの判断が重要になります。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!